【緊急企画】フィリピンで地震にあったらどう情報収集すべきか

【緊急企画】フィリピンで地震にあったらどう情報収集すべきか
 

こんにちは!

フィリピンで初めて大きな地震に遭遇しました。おきピン!(@okipin_)です。

4月22日(月曜日)現地時刻17時10分ごろ

フィリピンのサンバレス州(Zambales)を震源地とするマグニチュード(M)6.1の地震が発生。

 

日本でも頻繁に体験してきた地震ですが、フィリピンでの地震の体験はあまりにも勝手が違いすぎた

とにかく情報がとれない…!

今回はフィリピンで地震にあった時に、どのように情報収集すべきか考えてみました。

 

フィリピンで地震を経験した

サンバレスを震源地とするその地震が起こったとき、私はタガイタイの崖の上に建つレストランで食事をしていました

フィリピンではかれこれ4年ほど滞在していますが、天井からつるされたライトがスイングするほどの揺れは初めての経験でした。

 

しかも崖の上のレストラン

 

私は「地崩れで海に落っこちるんじゃないか」とひやひやしていたのですが、周囲はわりと冷静で、外を歩く人の中には揺れを感じていないかのように見える人もいました。

 

まず「震源地が気になる」

揺れがおさまってまず気になったのが震源地

一緒に食事をしていたメンバーは首都マニラから来ている人も多く、マニラの様子が気になりました

フィリピンでの地震体験①
最初に気になったのは震源地。そして、首都マニラの様子

 

緊急速報が「すぐ来ない」

日本で震源地が知りたいとなれば、

①テレビをつけて緊急速報のテロップを確認する
気象庁のサイト等を確認する
③とりあえず「地震」でググる

等、さまざまな方法がありますが、

フィリピンで、まさに今起こった地震について情報を得たいと思ったとき、我々は固まってしまいました。

 

どうやって情報とればいいんだ…

緊急時の情報の取り方4つ

①フィリピンの地震情報

結論から言うと
フィリピン火山地震研究所のウェブサイト最新の地震情報が確認できます。

 

 

通称:「PHIVOLCS

Philippine Institute of Volcanology and Seismologyの略で、直訳すると「フィリピン火山地震研究所

フィリピン政府科学技術省「DOST(Department of Science and Technology)」を親機関にもつ組織です。

 

公式サイト:https://www.phivolcs.dost.gov.ph/

Facebook:https://www.facebook.com/PHIVOLCS/

 

 

台風情報でよく利用するフィリピン大気地球物理天文局パガサ(Pagasa)」のウェブサイトでは地震情報は確認できません

 

日本では気象庁という一つの場所で確認できますが、フィリピンでは別々なのです。

 

フィリピンでの地震体験②
地震速報はPHIVOLCSのウェブサイトで確認する。

 

②日本人の声:Twitter

フィリピンに住む日本人のリアルな声を拾うならTwitterがおすすめ

私は以下の情報をフィリピンに住む日本人のツイート経由で知りました。

クラーク空港の被害

こちらの情報があったので、タガイタイでの実体験以上に被害が大きい地域があると知ることができました。

 

緊急アラートが1時間後に来た

こちらの投稿がなければ、緊急アラートがあったことすら知りませんでした

1時間後に「緊急事態発生」と言われて「いやいやいや」とツッコミをいれた人は多かっただろうなぁ…

 

置き去りにされた

笑い事ではないですが、思わず笑っちゃいました
タガイタイで逃げられなかった私とは異なり、フィリピンの方々の自分で行動できる力、さすがです。

 

 

日本語でフィリピン情報が取れるようにと、私も細く長くブログ更新を頑張っていますが、まだまだブラウザで検索できるフィリピン情報は足りない

 

非常事態のみならず、観光・食事・交通などなど、フィリピンの情報を日本語でとろうと思ったときTwitterはかなり有効です

とくに、リアルタイムの情報に関してはTwitterの右に出るものはありません

 

フィリピンでの地震体験③
フィリピンにいる日本人の声はTwitterを確認するのが1番

 

③フィリピン人:Facebook

一方、フィリピン人が最もよく使うSNSはFacebookです。

フィリピン人のリアルタイムの声を集めるならFacebookを確認するのがおすすめ

 

ただし、

  1. 「英語」or「タガログ語」なので読み解くのに語学力が必要
  2. 情報の信憑性を自分で判断する必要がある

 

2番目においては、日本語も同じですが言語が違うという点でミスリーディングに注意。早とちり&勘違いあるある。

 

自分で英語で情報収集が難しそう…という方は、情報収集の得意そうなフィリピンの友人を頼ってメッセージを送るのも一つの手かも。

 

フィリピンでの地震体験④
フィリピン人の声を集めるならFacebookを確認するのがよい

 

 

④在フィリピン日本国大使館のメール

地震の2時間後在フィリピン日本国大使館からメールが届きました

このように大使館からメールが届くのは、私が「在留届」を提出しているためです。

 

在フィリピン日本人大使館公式
「在留所の提出について」はこちら
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000257.html

 

フィリピンに長期滞在を予定の方は「在留届」の提出をすべきです。

在留届を出すと・・・

1.海外で事件・事故や思わぬ災害に巻き込まれた際に、日本国大使館・領事館が所在地や緊急連絡先を確認して援護します

2.日本国大使館より日本語による情報提供(災害・緊急事態等)を受けることができます

 

今回は②に当てはまりますね。

知らせ自体は2時間後と、日本の緊急速報ほどは早くありません。

 

しかし、不確かな情報の中から真実を自分で探さないといけないというフィリピンにおいては、大使館のお知らせは信頼のできる情報源の一つとして助けになると思います。

 

フィリピンでの地震体験⑤
在留届を提出し、日本国大使館から信頼度の高い情報を得る

 

すぐに情報はとれない

地震から1時間、情報なし

地震直後、我々は知恵を出し合い

①ブラウザで検索をかけたり、
Twitter・Facebookを確認してみたりなどしましたが、

 

結局、震源地を知ることができたのは

地震後1時間ほどたってからでした。

 

むしろ、「こりゃ無理だ」と言って
地震直後は皆、スマホを置きました。

 

フィリピンでの地震体験⑥
どうしても「すぐに」正しい情報を得ることはできない

 

日本の場合、下手すると地震発生前に「緊急アラート」が鳴り響いたりするものですが、

 

フィリピンは全く勝手が違います。

 

地震直後は「揺れた!」「みんな避難してる!」など実際の状況ツイートが限界。

震源地はすぐにはわかりません

 

落ち着いて、まず自分の身を守る行動をとり、

次に大切な人と連絡を取り

あとはフィリピン火山地震研究所のウェブサイト最新の地震情報が更新されるのを待ちましょう。

 

公式サイト:https://www.phivolcs.dost.gov.ph/
Facebook:https://www.facebook.com/PHIVOLCS/

 

2019年4月時点。
この先の発展を切に願います。

 

まとめ

フィリピンには、日本ほど地震の経験がなく、システムや連絡系統、対応も不十分なものが多いです。

日本の仕組みに慣れると、災害が起こったのにもかかわらず情報が取れないという状況は、かなり心細く感じられるかもしれません

 

結局、「すぐに正確な情報を得る方法はなく、できることに限りがあるとわかった」。それが今回の記事です。

 

それでもそれを知っていると知らないとでは、また違う(はず)。

お役に立てれば光栄です。

 

 

最後に、

日本への連絡も忘れずに!

私はすっかり忘れてて、テレビで地震を知った家族や友人をぎょっとさせてしまいました…