【フィリピン部屋探しの失敗】家賃をケチって遠くに住んだ結果、通勤が地獄すぎて1年で引越しした話

【フィリピン部屋探しの失敗】家賃をケチって遠くに住んだ結果、通勤が地獄すぎて1年で引越しした話

こんにちは!

必要があれば惜しみなく金を出す必要がある事を学びました、おきピン!(@okipin_)です。

 

<結論>
家賃が高くなったとしても、近場に住んだ方が良い

 

今回は私が散々な目にあった1年目の家探しと通勤についての話

実際に住んでいた場所家賃も公開!

家賃を抑えたい気持ちはわかる

Photo by Niels Steeman on Unsplash

日本人としてフィリピンで生活するとあれば、
安全面を考慮して、やはりそれなりのおうちに住むことを検討すると思うのです。

私もセキュリティー面については妥協したくなかった。

 

すると、出費の大半は家賃が占めることになる。

フィリピンでの生活は、食費も交通費も水道光熱費もかーなーり節約できます。
それでより一層「家賃ですっごい出費!」っていう感じがするんです。

家賃、抑えたくなりますよね。わかります。

 

新卒1年目の家探し

私が失敗したのはフィリピンに来て1番最初のおうちです。

新卒でフィリピン就職しようとしていた私はとにかくお金がなかった。
フィリピンで働き始めて6か月間は試用期間という名目で、お給料もより低いところからスタートしていました。

当時の家探し⇒予算は15000ペソ~18000ペソ

それでBGC近くでお願いしていました。いまならわかる、そんなの無理。

 

その時に勧められた物件以下の通りです。

・BGCの裏のKalayaan streetのアパート
 ⇒安いし、近いけど、安全性がダメ

・MRT Boni駅のアパート
 ⇒安いけど、近くないし安全性も低い

・BGC内・Mckinleyのコンドミ
 ⇒高い

まず、コンドミニアムでないと自分が納得できる安全性は得られないと思いました。

近場はアパートでも18000~20000ペソします。BGCならコンドミに住めるけど家賃が…

そんな時に勧められたのが、モンティンルパ市の物件でした。

 

モンティンルパに住んでました。

結果、ここに住むことになります。

モンティンルパ市はBGCのあるTaguig市の隣の市です。

距離にして20キロ、渋滞なしの道でも1時間半はかかる道のり。
遠いわ!って思いますよね。

 

なぜここにしたのか。

モンティンルパはギリギリメトロマニラ内なのですが、ま~田舎です。

ただ、アラバンという日本人や海外の人(フィリピン人以外)もたくさん住んでいる地区があって、
そこがしっかり栄えているので、周辺も恩恵を受けています笑

私が住んでいた場所はアラバンではないのですが、そんなわけで田舎にもかかわらず部屋のセキュリティーが完璧だったんです。
そして、家賃が10000ペソ…10000ペソ!!!!!!!!

 

超安い・遠いけど・安全性ばっちり!

ということで、ここに決めました。

 

安全性と距離と値段

このときの私は知りませんでした。私の3つの条件は同列じゃない。

正しくはこう!

安全性>距離>>>>>>>>>>>>>値段

安全で、近場であるなら値段は妥協すべきでした。

ただ、このときの私は家賃の安さに目がくらんで、距離を犠牲にしました。
交通費は安いので、どんなに遠くても大した額になりません。
少しぐらい苦労することになっても仕方ないと思いました。

しかし、結果
お金よりも大事な「時間」が奪われ、一番念頭に置いていた安全も脅かされることになります

 

どのようにツライのか

まず、私の通勤は

家⇒1本目のジプニー(乗り換え)2本目のジプニー⇒Market Market(徒歩15分)⇒職場

という形です。

・ジプニー2本乗り継ぎ
・家の前の道をジプニーが走っているので乗り降りしやすい

 

午前4時に家を出る

7時半から業務開始だったので、渋滞を見積もると4時には家を出る必要がありました
スムーズにいけば、4時に出て6時ごろには職場に着くことができますが、渋滞が生じると着くのが7時台になることもあります。

当然、4時に出るためには、さらに早く起きなければなりません。

並ばないと乗れない1本目

ツライのは出勤より帰宅です。

まず、1本目のジプニーはマーケットマーケットが始発のジプニーだったので、並ばないと乗れませんでした

ジプニーに乗るまでに、1時間待ち、2時間待ちということもざら。

1日の一番の勝負はこの列にいかに早く並ぶかということだった気がします。
遅れれば遅れるほど次の苦難がより重くなります。

他人と争う2本目

1本目のジプニーで行けるのは全体の4割程度まで。家まであと6割。

歩道の隅で、別路線のジプニーを待ちます。
今度は列はありません。

そこに着くのはすべて満員のジプニー。
私が乗り込むその位置で降りる乗客の数だけ、乗り込むことができるというわけです。

帰りたい人はごまんといて、道路にびっしり立っています。そんな中で、私も乗らなきゃ帰れない。

文字通り、人が群がるんです。押し合いへし合い。

昼より夜の方が物騒なのは言わずもがな。
乗れないまま30分、1時間と経つうちにあたりがどんどん暗くなっていきます。

あの時の恐怖・不安な気持ちは…うん、ほんとつらかった。
ここから脱するには、他にもたくさんいる乗りたい人を押しのけて乗り込まなければという点を含めて。

どうしてこんなこと毎日しなきゃいけないんだろうと思ったとき、やっぱり元凶は家賃に目がくらんで遠くにおうちを持ったことなのでした。

 

渋滞

やっと乗り込めた…!あとは家の前までジプニーが運んでくれます。
くれる、はずなのですが、まだツライことが待っています。渋滞です

日本の渋滞って、そうはいっても「動き」ますよね

私の乗っていた路線は1時間に1ミリも動かないということが普通にありました。

理論的に考えて、もはや何が起こっているのかわからない。
だって、少しずつでもはけているなら1時間に1ミリも動かないなんてないでしょう?でも実際、そういうことが起こるんです。

2本目のジプニーは乗ってすぐに大きな交差点を通過します。だいたいその手前で渋滞が発生しています。

せっかく席を勝ち取って乗り込んだジプニーですが、まだ空が明るければ降ります

降りて歩いて、交差点を抜けたところで改めてジプニーに乗った方が早いからです。

 

地獄の車内

しかし、あたりが暗い場合は危険と判断し、降車しません

(私はここでIpadをひったくられました)

ひたすら待つ。

スマホもいじれず(盗られます)
本も読めず(明かりがない)
寝ることもできません(危ない)

さらに、雨だともっと悲惨です。

車内に水が入らないように窓、もしくはビニールをおろします。
すると、ほぼ密封され、車内で風の通らなくなった車内は地獄

雨が降っているので降りようという人もなく、ぎゅうぎゅうの蒸し風呂状態になります。雨季は地獄

ほんっと地獄!!!!!

雨・汗・こもった熱・におい・1ミリも進まないジプニー・イラつく人・泣きだす子ども…etc

だいたい戦争かアウシュヴィッツのことを考えていました。
それらに比べればマシなのだと思わないとやってられなかった。

 

まさかの「降りろ」

1つ目の交差点を抜けてスムーズに進みだせば一安心。。。
とはなりません

交差点を抜けてもその先でまた別の渋滞が発生しているということも、もちろんありまして。

自宅のあたりは今乗っている2つ目のジプニーの終着地となります。
すると、終点が近いゆえに生じるのが、

まだ終点まで行ってないのに「戻りたいから、降りてくれ」と言われる。嘘やん…

ジプニーは決まった道を往復して乗客を乗せています。
渋滞している反対の車線はだいたい空いているので、もはや今の乗客を送り届けるより、帰りの道で客拾いたいんです。

わかる。気持ちはわかるがわたしは困る!だってもう暗いし!

 

それでもはい、降りねばいけないのです。だって降りなかったらUターンされてもっと遠ざかるし…

夜道を家まで歩く…のは、さすがに無理なので、またこれも渋滞が解消されたポイントで別のジプニーに乗ります。

 

睡眠時間

そんな感じで帰宅に関して言うと、

・サクッと帰れて1時間半(18時ごろ家に着く)
・一番かかった時は6時間近く(22時過ぎ)

出勤を含めれば1日のうち6時間以上何もすることができない時間が生じることもあるという事実。

さらには、明日また4時に家を出るために早く寝なければなりません
22時過ぎに家に着く日は睡眠時間3時間程度でまた出勤。

せっかく休日になっても睡眠補給をするので精いっぱい

人生の無駄です。ほんとに何もできません。すべての元凶は通勤時間であり、家が遠いことにあります。

 

2つの事件

さらに、通勤がこんな形態だったために2つの事件が生じました。

12月帰れない問題

12月は1年で一番渋滞がひどく、治安も悪くなる月です。
そして、私の仕事もまた12月は特に忙しかった。

通常であれば21時過ぎにはラッシュが終結するのですが、12月は別。
22時に退社して、1本目のジプニー乗り場に向かうのですが、その列を目にしたときに、「ああ…これは翌日4時前に家に着けるかわからない」と悟ります。(翌日4時には出勤すべく家を出なければなりません)

そして、ツライのがBGCからの南下はタクシーに乗車拒否されること。

当時はGrabなどの存在も知らなかったので、①公共交通で帰れない②タクシーにも乗れないだと、帰りようがありませんでした。つらかった…

 

Ipadひったくり事件

渋滞にはまって動けずにいたジプニーの中でIpadをひったくられました。
こちらは話が長くなるので、別記事にまとめました

【フィリピンでiPadひったくられた!】危険をまねく私のアカン行動とそこから得た3つの教訓

 

 

3年間のフィリピン生活でつらかったことは多くがここから来ています。

だからこそ、お伝えしたい。

通勤時間は極力短く、家は職場の近くに借りよう。

 

こうして私は引っ越した

Photo by Raphael Schaller on Unsplash

家や場所自体には何の不満もなく、もし職場もモンティンルパにあれば、最高のおうちでした。

しかし、この通勤地獄が辛すぎて引っ越しました。

その時に最重要視ししたのが「徒歩でも帰れる範囲に引っ越す」ということ。
やっぱり無力で闇夜に立ち尽くすのはつらかった。

金額は2倍以上になりましたが、満足しています。

 

好きなところもありました

ツライツライとお話してきましたが、通勤に関して好きだった部分もあったよ

早朝の風

空いている道をガンガン飛ばして走るのは気持ちよかった笑

市場で買い物&買い食い

1個2個単位で野菜や果物が買える市場が乗り継ぎのポイントにありました。
BGCにはこのような市場はないので、重宝してた。

バナナキューとか買い食いもしてたな~

 

まとめ

それぞれに様々な事情があるので一概には言えませんが、基本的にはやはり、家賃が高くなったとしても、近場に住んだ方が良いと思います。

想定外のツラさだった。
そして通勤がツライというだけで人生が蝕まれていく勢いがすごかった。

今までで1番長い記事になりました。最後まで読んでいただきありがとうございました。